会議室の間仕切り工事｜用途に合わせた最適な種類を選ぶ
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会議室を新たに設けたり、既存のレイアウトを見直したりする際、「どのような間仕切りが最適なのか」と悩む方は多いのではないでしょうか。会議室の用途によって求められる性能やデザインは異なり、防音性を優先するのか、開放的な空間を重視するのかによって、選ぶべき間仕切りの種類も変わります。
この記事では、代表的な会議室用間仕切りの種類と特徴、そして選び方のポイントについて詳しくご紹介します。
主に使われる会議室の間仕切りとその特徴
固定式パネルパーテーション
もっとも一般的なタイプで、比較的低コストで設置しやすい点が特長です。構造や素材によって以下のような種類があります。
スチールパーテーション
内部に石膏ボードを組み込んだスチール製パネルで、高い遮音性と防火性を備えています。役員室や重要な会議室など、静けさが求められる空間に向いています。
アルミパーテーション
軽量で短期間の施工が可能なタイプです。コストパフォーマンスが高く、応接室や打ち合わせスペースに適しています。スチールに比べ遮音性はやや劣ります。
可動式パーテーション（スライディングウォール）
複数のパネルを天井レールでスライドさせて仕切るタイプです。使用しないときは収納できるため、広い空間を必要に応じて会議室へ切り替えられます。遮音仕様のタイプを選べば、プライバシーの確保にも役立ちます。
ガラスパーテーション
透明感とデザイン性を重視したい場合におすすめです。ショールームや来客対応スペースなど、見せる空間づくりに適しています。ブラインド内蔵タイプを選べば、必要に応じて視線を遮ることができます。
造作壁（LGS下地＋ボード仕上げ）
遮音性・耐久性・防火性に優れた最も本格的な間仕切りです。軽量鉄骨の骨組みに石膏ボードを張り、恒久的な会議室や機密性の高い打ち合わせ室に最適です。防音ドアと組み合わせることで高い静音性を実現します。
会議室の用途別・間仕切りの選び方
社外との打ち合わせやWeb会議が多い場合
おすすめ：スチールパーテーション／造作壁
外部への音漏れ防止や雑音対策が必要な場合は、遮音性能に優れたスチール製やLGS造作壁を選ぶと効果的です。さらに、吸音パネルを加えることでより快適な会話環境を作れます。
社内の打ち合わせや研修スペースとして使用する場合
おすすめ：可動式パーテーション
必要なときだけ仕切り、使わないときは広い空間として利用できるため、多目的に使いたいオフィスに最適です。
短期間で設置したい・コストを抑えたい場合
おすすめ：アルミパーテーション
短納期・低コストで設置が可能です。木目調やスモークガラス仕様など、デザイン面の工夫もしやすいのが特徴です。
開放感を重視しつつ視線をコントロールしたい場合
おすすめ：ガラスパーテーション＋ブラインド付きタイプ
透明ガラスで空間を広く見せながら、必要に応じて視線を遮れるため、デザイン性と実用性を両立できます。
間仕切り選びで注意すべきポイント
消防法・建築基準法を確認する
間仕切りの設置によって採光や換気の基準を満たさなくなると、法的に問題が生じる可能性があります。特に天井までの間仕切りを設ける際は、避難経路や届出要件を確認しておくことが重要です。
将来的なレイアウト変更に備える
将来的にオフィスの構成を見直す予定がある場合は、可動式やモジュール式の間仕切りを選ぶと柔軟に対応できます。
遮音性能を目的に応じて選ぶ
アルミやガラスは見た目が美しい反面、音を通しやすい素材です。静粛性を重視する会議室では、スチール製や造作壁などの防音仕様を選ぶと安心です。
デザインだけで判断しない
デザイン性の高い素材は魅力的ですが、傷がつきやすい・手入れが大変といった面もあります。機能性とメンテナンス性を両立させることが大切です。
まとめ
会議室の間仕切りは、単にスペースを区切るための設備ではなく、快適さや機密性、業務効率に直結する重要な要素です。目的や利用シーンに応じて適切なタイプを選ぶことで、働きやすく機能的な空間を実現できます。
施工の際は法令や将来の使い方も踏まえて計画を立てることがポイントです。
群馬オフィスづくり.comについて
群馬オフィスづくり.comは、年間250件以上のオフィス施工実績を有しており、新築・移転・リニューアルはもちろん、部分的な改修工事にも対応しています。
会議室の間仕切り工事も、計画段階から施工完了まで一貫してサポートいたします。オフィスづくりに関するお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
