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オフィスにスケルトン天井を導入するメリット・デメリットをご紹介

群馬県高崎市に本社を置き、群馬県でのオフィスづくりのサポートをしている群馬オフィスづくり.comです。群馬オフィスづくり.comでは、オフィスの環境作り、オフィスメンテナンス工事、オフィス内装工事、オフィス移転など、あらゆるオフィスづくりに対応しております。

スケルトン天井は、近年のオフィス設計において注目されており、特に開放的な空間づくりを重視する企業に採用されています。ここでは、スケルトン天井の概要や利点、注意点、および適しているオフィスの特性について説明します。

1. スケルトン天井とは

スケルトン天井とは、一般的なボード天井(石膏ボードやジプトーンなど)を取り外し、天井裏の梁や配管、配線をそのまま見せる形式の天井です。

ボード天井:配線・配管などを天井材で隠し、整った仕上がりになる。
スケルトン天井:あえて天井裏を見せることで、開放感を持たせた空間構成になる。

この形式は、特にIT系やデザイン関連など、独自の空間演出を求める業種で導入が進んでいます。オフィスの新設やリニューアルの際に検討されることが多くなっています。

2. スケルトン天井を採用するメリット

① 開放感を持たせた空間が実現できる
天井の高さを確保しやすくなり、視覚的な広がりを持たせることができます。圧迫感を軽減したい場合に有効です。

② 施工コストを抑えられる場合がある
ボード天井を設けないため、仕上げ材や施工にかかる費用を削減できる可能性があります。ただし、配管や照明などの露出部分には一定の施工・調整が必要です。

③ 設備の変更や増設がしやすくなる
配線や配管が見える状態になるため、レイアウトの変更時に作業がしやすく、柔軟な対応が可能です。事業拡大や組織改編などを想定した設計に適しています。

④ メンテナンス性が高くなる
空調や電気設備に直接アクセスできるため、不具合が発生した際の点検・修理作業が簡単になります。

3. 検討すべきデメリットと対応策

① 遮音性能の低下
天井が仕上げ材で覆われていないため、音が反響しやすくなる傾向があります。吸音材の設置や、遮音効果のあるパーティションを用いるなどの対策が求められます。

② 空調効率の低下
断熱性が弱くなり、冷暖房効率が落ちる可能性があります。適切な空調機器の選定や設置位置の工夫によって調整が可能です。

③ 空間デザインに対する評価が分かれる
配管や構造体が見えることで、オフィスの印象に対する好みが分かれることがあります。照明計画や仕上げ素材を工夫することで、全体の統一感を持たせることができます。

4. スケルトン天井が適しているオフィスの特徴

以下のような条件を持つオフィスには、スケルトン天井の導入が適しています。

・天井の高さを確保したい場合:視界の抜けを重視した空間づくりに向いています。
・デザイン性を重視する企業:独自性や開放的な空間表現を取り入れたい企業に適しています
・レイアウトの変更を前提としたオフィス:配線や設備の取り回しがしやすく、柔軟な運用が可能です
・コスト抑制を検討している場合:仕上げ材や工事費の一部を省略できるため、初期費用の削減に寄与します。

5.まとめ

スケルトン天井は、開放感を重視した空間設計が可能であり、特に成長企業やデザイン性を重視するオフィスに適しています。一方で、音環境や空調効率などの課題にも対応が求められます。導入を検討する際には、設計や施工の専門業者と連携し、自社の業務内容や将来の運用に合った設計計画を立てることが重要です。

6.群馬オフィスづくり.comについて

群馬オフィスづくり.comは年間250件以上の豊富なオフィス施工実績があり、大きな工事から小さな工事まで、様々なオフィス内装工事に対応しています。今回のようなスケルトン天井工事についても、問題解決の提案から業者選定、施工まで柔軟に対応いたします。オフィス環境についてお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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