オフィスのトイレ環境会社や人に与えるメリット・デメリット 群馬オフィスづくり.comは群馬県高崎市を中心とした西毛エリア、群馬県前橋市で お客さまのオフィスづくりに一括対応しています。 オフィス移転や、オフィスレイアウト設計、オフィス家具選定、オフィス内装工事など オフィスづくりに関わることなら私たちにお任せください。 長年の経験をもとにお客さま1社1社のご要望に柔軟に対応いたします。
オフィスのトイレの役割と働く人への影響とは?
突然ですが、 皆さんは、自社オフィスのトイレについて、どのような印象を持っていますか?- いつもキレイに保たれていて、清潔感がある。
- トイレが広くて、何分も待つことなく利用できる。
オフィスのトイレが仕事の効率化に繋がる理由とは?
オフィスのトイレが仕事の効率化とどう関係しているのでしょう? トイレメーカーのTOTOがオフィスで働くビジネスパーソンを対象に行った、トイレや水回りに関する意識アンケートによると https://jp.toto.com/company/press/20190320008499/ 執務スペース以外でこの場所の快適性が「仕事のモチベーションに影響する」と思う場所は? という質問に対して、食堂や休憩室、更衣室を差し置いて、 トイレ・化粧室(66%)が1位でした。 この結果から、従業員の多くが、トイレの快適さとモチベーションが関係していると考えている事が分かります。 また、トイレで「気分を切り替えたい」と感じることがありますか? という質問に対して、 全体の5割が「ある」と回答し、20代・30代に至っては7割を超えました。 このようにオフィスのトイレは、直接的に業務スピードが上がったり、売上に関係はしないのですが、 気分転換やモチベーションという従業員の精神面への影響が大きいと言えます。 人間の集中力は長く続きません。 そのため、業務の合間の気分転換や休憩が必要ですが、 トイレは従業員にとって気分転換や休憩ができる場所の一つになっていると言えます。オフィスのトイレが女性従業員採用力アップの要因に
オフィスのトイレが私たちの気分転換の場所であるということは分かるかと思います。 しかし、採用力にまでトイレが関係するの?と思いますよね。 現代では、男女平等や育休産休の制度の充実から、 女性が社会進出するケースや出産後も働き続けるケースが増えています。 また、企業側も働き手不足から、女性従業員の採用を積極的に行っているのです。 そんな中、女性は会社のオフィス環境を重視しているという事が分かりました。 次の調査結果をご覧ください。 ワタベウェディング×日経ウーマンオンライン「働く女性のオフィス環境に関する調査」では、 https://www.watabe-wedding.co.jp/company/press/info/detail.html?press_id=625 「オフィス環境は仕事へのモチベーションに影響を与えると思うか?」という問いに対し、 女性の約94%で「思う」と回答し、オフィスが快適である事を重視している人が多いと見受けられます。 また、女性がオフィスに求める条件を調査したところ、 「衛生的な環境」を1番重要と答えた割合が39.2%で1位となりました。 また、2番目に重要な条件として、「仕事がはかどるレイアウトや設備」(27.0%)、 3番目に重要な条件として「休憩スペースの充実」(21.0%)という結果になりました。 つまり、女性が企業を選ぶ時の観点として、オフィスの立地はもちろんのこと、 オフィス設備の充実や清潔感、休憩スペースという点を考慮している可能性が高いと言えます。 そして、特にトイレは重要な場所です。 人は、一般的に1日平均5~7回程度トイレに行きます。 ですので、オフィスで仕事をされている人であれば、仕事中に平均2~4回程度トイレを利用します。 また、女性であれば、化粧直しや歯磨きといった目的で利用する事もありますので、 2~4回よりも多い方も少なくないでしょう。 1日に何度も利用するトイレです。 生理現象なのでトイレに行く事を我慢するというのは容易ではありません。 だからこそ、オフィスのトイレは重要だと言えるのです。 あまり良くないオフィスのトイレの例として、こんなトイレはどうでしょうか?- 男女トイレが一緒になった共同トイレしかない。
- 和式トイレしかなく不衛生さを感じる。
- 数が極端に少ない。
オフィスのトイレが定着率アップを支える
従業員の方は仕事の中で様々なストレスを感じています。 そんな従業員の方は、仕事中に1人になれる場所としてトイレを利用しているということがあります。 TOTOのビジネスパーソンを対象にした調査結果で、 トイレで排泄から手洗いまでの間で、「1人で過ごしたい・誰にも会いたくない」と感じた経験はありますか?(男女別) という質問に対して、 男性は約6割(よくある27%、まあある31%)、 女性は7割(よくある40%、まあある32%)を超える値という事が分かりました。 オフィスの中で1人きりになれる空間はあまり多くはありません。 トイレは数少ない仕事中に1人きりの時間を過ごせる貴重な空間と言えます。 ですので、トイレに投資をしていたり、積極的に綺麗にしている企業では、 おのずと従業員も快適に過ごすことができるでしょう。 また、実際に働いている従業員がオフィスを快適に感じることができれば、 経営者や会社に対する信頼や安心に繋がるでしょう。 こうした会社と従業員の信頼関係が離職を防ぐ事にもつながるのです。トイレ環境が会社に与えるメリットデメリットのまとめ
上記のような調査からトイレは従業員に様々な影響を与えるという事が分かりますが、 簡単にメリットとデメリットをまとめました。メリット
- トイレでは気分転換ができ、仕事の質が上がる
- トイレが整備されている事で会社への満足度が上がる。
- 求職者にとって従業員を大切にしている企業という好感度が上がる。
デメリット
- トイレ環境が良くないと、トイレを我慢したり、トイレで落ち着けなかったり、結果的に従業員の不満やストレス、最悪病気につながる。
- 男女共有トイレは、女性がストレスを感じやすく、セクハラを助長する可能性がある。
- 求職者はオフィス環境の中でトイレを見ているため、それが企業の比較基準となり、採用活動が不利になる可能性がある。
- 「会社に大切にされている」「会社のために貢献したい」という意識が従業員から生まれにくい。