【感染症対策オフィス】オフィス・職場における接触感染対策!
今回のオフィスの感染症対策についてご紹介いたします。
今回世界中で感染が拡大した、新型コロナウイルス。
主な感染経路は、飛沫感染と接触感染の2つと考えられています。
飛沫感染と接触感染の違いについてご説明いたします。
飛沫感染と接触感染とは?
・飛沫感染
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、
他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染すること
・接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、
その手で口や鼻を触ることにより粘膜から感染することを言います。WHOは、新型コロナウイルスは、プラスチックの表面では最大72時間、
ボール紙では最大24時間生存するなどとしています。
(厚生労働省:新型コロナウイルスに関するQ&A より一部抜粋
オフィスはあらゆる人が出入りする場です。
個人がどんなに手洗いうがいを励行していても、共用部分に付着していたウイルスに触れてしまったことで手にウイルスが付着し、目や鼻に入り
感染してしまうなんてことも…
オフィスはドアノブや電話など様々な人と共有で使うものも多いため、オフィスの感染症対策として、接触感染対策は必須になります。
ではどのようなことが有効なのでしょうか?
オフィスの接触感染対策
① 手洗いの徹底
共用のものに触れた時は手洗いを行うことが重要です。
ウイルスに触れてしまったら感染してしまう…ということではなくウイルスを付着した手で目や口を触れてしまうことでウイルスに感染します。
体内に入る前に、しっかり手洗いを行いましょう。
②咳エチケットの徹底
先ほどもご紹介した通り、感染経路は飛沫感染・接触感染といわれています。
基本的なことですが、咳やくしゃみがの症状がある時は、マスクを着用しましょう。
マスクを着用していない場合も、ハンカチやティッシュ、袖や腕をで口や鼻を抑えるなどし、
飛沫が飛び散らないようにするとともに、手を汚染することのないようにしましょう。
手が汚染されないことにより接触感染の対策にもなります。
③共用部分の消毒をする
① でご紹介した通り、共用部分にウイルスが汚染されていると、せっかくの対策が水の泡に…そんなことにならないようにオフィスの共用部分はしっかり消毒しましょう。
オフィス内で特に気を付けたいのは、ドアノブや手すり、ボタンなどです。
手指の消毒にはアルコール(濃度が75%以上のもの)が有効とされていますが、
ドアノブ・手すりなどは希釈した塩素系漂白材が有効とされています。
厚生労働省・経産省資料より抜粋
※消毒作業の際はゴム手袋などを着用し、手指の消毒には絶対に使わないこと!
バケツなどに作成した消毒液の中にタオルを浸し、固く絞ってから拭いていきます。
最後に、消毒時に使用した別のタオルで水拭きをすることで、金属の変色・腐食のリスクも減ります。
④ 共用部分の抗菌・抗ウイルス化
③のように消毒作業を一日に何回も行うのは感染症対策といえどもなかなか大変ですよね。
そういった部分には抗菌・抗ウイルス化を行うことにより接触感染対策が可能です。
抗菌・抗ウイルス対策の例
・漆喰(しっくい)製の塗料、コーティングされたシート
・光触媒塗料のコーティング
…など
があげられます。
例えば、漆喰がコーティングされているシートをよく手が触れる、ドアノブや手すりに貼ることでウイルスの増殖を抑え、抗ウイルス・抗菌ができます。
●製品情報
メーカー : 関西ペイント
商品名 :接触感染対策シート
公式HP(https://www.kansai.co.jp/sikkuitape/#part_2)
※弊社よりご購入が可能です。
最後に…
今回はオフィスの接触感染対策についてご紹介しました。
群馬県内の非常事態宣言も解除されましたが、第2波も考えられますし、今後今回のように新型のウイルスの発生もないとは言えません。
そういった事態でも事業を継続できるように、オフィスの感染症対策はしっかり行いましょう。
今回ご紹介したほかにもさまざまな方法でオフィスの感染症対策が可能です。
オフィスや職場の感染症対策にお悩みの企業様、ぜひご相談ください。
オフィスメンテナンスのほかにも オフィス移転やオフィスレイアウト設計、オフィス内装工事をはじめとした各種工事からオフィス家具選定まで
幅広く対応していますので、オフィスづくりに関してお悩みごとがありましたら、ぜひ私たちにご相談ください。